司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 民事系科目

第35問 (配点: 2) 備考: 順不同(1問正解で部分点1点)


遺留分に関する次の1から5までの各記述のうち 正しいものを2個選びなさい。

1. 遺留分権利者が数人あるときは,全員で共同して遺留分減殺請求権を行使する必要がある。

2. 遺留分減殺請求権は,相続の開始を知った時から1年以内に行使しなければ時効消滅する。

3. 判例によれば,共同相続人の1人に対する婚姻のための財産の贈与については,それが相続開始の1年前の日より前に行われた贈与であっても,特段の事情のない限り,他の共同相続人は遺留分減殺請求権を行使できる。

4. 遺留分権利者は,相続開始前には遺留分を放棄することができないが,相続開始後は遺留分を放棄できる。

5. 被相続人が全財産を第三者に遺贈し,相続人が被相続人の両親のみであった場合,両親の遺留分はそれぞれ6分の1である。

「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成

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