投票価値の平等に関する次のアからエまでの各記述について,最高裁判所の判例に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ. 参議院議員の選挙区選挙については,地域代表の性質を有するという参議院の特殊性により,投票価値の平等が直接的には要求されないと解されるから,衆議院議員選挙の場合とは異なり,選挙区間における投票価値の格差が5倍を超えるような場合であっても,憲法違反とはならない。
「平成18年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006517.pdf)をもとに作成