司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成18年 刑事系科目

第36問 (配点: 2)


犯罪被害者に関する次のアからエまでの各記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から6までのうちどれか。

ア. 犯罪被害者は,事件が確定した後の訴訟記録を閲覧することができるが,事件の確定前の訴訟記録については,閲覧又は謄写することができない。

イ. 犯罪被害者は,自ら申し出て,公判期日において,被害に関する心情その他の被告事件に関する意見の陳述をすることができる。

ウ. 犯罪被害者を証人として尋問する場合において,証人が被告人の面前において供述するときは圧迫を受け精神の平穏を著しく害されるおそれがあると認める場合であって,相当と認めるときは,被告人から証人の状態を認識することができないようにするための措置を採ることができるが,この措置を採ることができるのは弁護人が出頭している場合に限られる。

エ. 犯罪被害者を証人として尋問する場合において,証人を別室に在室させていわゆるビデオリンク方式によって行う証人尋問は,最高裁判所の判例によれば,被告人が証人に面と向かって反対尋問をする権利を奪うもので,憲法第37条第2項に違反し,許されない。

1. ア イ
2. ア ウ
3. ア エ
4. イ ウ
5. イ エ
6. ウ エ

「平成18年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006519.pdf)をもとに作成

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