次の1から4までの記述のうち,正しいものはどれか。
1. 外国の法規を適用すべき事件であっても,裁判所は,当事者が当該外国法の内容及び解釈を立証しない限り,これを適用することができない。
2. 裁判官が他の事件を担当した結果たまたま知っている事実は,当事者が立証しない限り,判決の基礎とすることができない。
3. 当事者が本人尋問の際に自己に不利な事実を認める旨を陳述したとしても,裁判上の自白とはならない。
4. 当事者が裁判所に文書を提出して証拠申出をした後に当該証拠申出が不適法として却下されたとしても,当該文書の記載内容は,弁論の全趣旨として判決の基礎となり得る。
「平成18年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006518.pdf)をもとに作成