XがYに対して貸金の返還を求める訴えを地方裁判所に提起する場合に関する次の1から5までの記述のうち,正しいものを2個選びなさい。
1. Yが未成年者である場合,Yの親権者であるA及びBは,訴訟法上も法定代理人となり,共同して代理権を行う。
2. 未成年者Yの親権者であるA及びBが死亡したが未成年後見人がいない場合,Xは,未成年後見人が選任された後でなければ,Yに対する訴えを提起することができない。
3. Xは,裁判所の許可を得て,Xの未成年の子Cを,訴訟代理人とすることができる。
4. Xが,弁護士のD及びEを訴訟代理人に選任した場合,D及びEは各自Xを代理する。
5. XY間の契約締結時にたまたまXと一緒にいたXの未成年の子F(当時13歳)は,証人となることができない。
「平成18年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006518.pdf)をもとに作成