約束手形の裏書に関する次の1から5までの記述のうち,誤っているものはどれか。
1. 裏書の連続の有無は,ある裏書の被裏書人欄の記載とその直後の裏書の裏書人欄の記載とを比較対照して判断する。
2. 裏書の連続がある場合には,最終の所持人は手形の適法な所持人と推定される。
3. 判例によれば,裏書の被裏書人欄の記載のみの抹消がされた場合には,その裏書は白地式裏書となる。
4. 手形は法律上当然の指図証券であるから,裏書によらない手形の譲渡は無効である。
5. 裏書人として署名して手形を譲渡する者は,適法な手形所持人に対する裏書人としての担保責任を負わない旨の裏書をすることができる。
「平成18年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006518.pdf)をもとに作成