司法試験短答式試験過去問題一問一答

利用規約プライバシーポリシーご意見・お問い合わせランダム一問一答

平成18年 民事系科目

第52問 (配点: 2)


商行為に関する次の1から5までの記述のうち,誤っているものはどれか。

1. 商人間の売買において,その性質上,特定の日時までに履行しなければ契約をした目的を達することができない場合において,当事者の一方が履行をしないでその時期を経過したときは,相手方は,直ちにその履行の請求をした場合を除き,契約を解除したものとみなされる。

2. 商人である対話者の間において契約の申込みを受けた者が直ちに承諾をしなかったときは,その申込みは,その効力を失う。

3. 商行為の委任による代理権は,本人の死亡によっては,消滅しない。

4. 商人が平常取引をする者からその営業の部類に属する契約の申込みを受けた場合において,遅滞なく,契約の申込みに対する諾否の通知を発しないときは,その申込みを拒絶したものとみなされる。

5. 商人がその営業の範囲内において他人のために金銭の立替えをしたときは,当該商人は,当該他人に対して立替えの日以後の商事法定利率による利息を請求することができる。

「平成18年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006518.pdf)をもとに作成

平成18年 民事系科目 第52問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
このエントリーをはてなブックマークに追加
61 / 88