司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成18年 民事系科目

第5問 (配点: 2)


詐害行為取消権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア. 離婚に伴う慰謝料支払の合意は,その金額が不当に過大な場合には,相当な範囲を超える部分を詐害行為として取り消すことができる。

イ. 相続放棄は,他の相続人を有利にする場合には,詐害行為取消権の対象となる。

ウ. 不動産の贈与を詐害行為として取り消す場合には,債権者の債権額がその不動産の価額に満たないときであっても,贈与の全部を取り消すことができる。

エ. 詐害行為取消訴訟では,詐害行為をした債務者を被告にすることはできない。

オ. 弁済を受けたことにつき詐害行為取消権を行使された者は,自己の債権に係る按分額の支払を拒むことができる。

1. ア ウ
2. ア エ
3. イ エ
4. イ オ
5. ウ オ

「平成18年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006518.pdf)をもとに作成

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