司法試験短答式試験過去問題一問一答

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令和6年 民法

第37問 (配点: 2)


保存行為に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。

ア.権限の定めのない代理人は、保存行為をする権限を有する。

イ.共有者は、その持分の価格が過半数に達しない場合であっても、他の共有者の承諾を得ることなく、共有物の保存行為をすることができる。

ウ.動産の所有者に対し、その動産の保存によって生じた債権を有する者は、その動産について、他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利を有する。

エ.賃貸人が賃貸物の保存に必要な行為をしようとする場合であっても、そのために賃借人が賃借をした目的を達することができなくなるときは、賃借人は、これを拒むことができる。

オ.相続人が相続財産の一部を処分した場合には、それが保存行為に当たるときであっても、その相続人は、単純承認をしたものとみなされる。

1.ア ウ
2.ア オ
3.イ ウ
4.イ エ
5.エ オ

「令和6年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001421188.pdf)をもとに作成

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