司法試験短答式試験過去問題一問一答

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令和5年 民法

第28問 (配点: 2)


委任契約に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。

ア.受任者は、委任契約が終了した後は、遅滞なく委任事務の処理の経過及び結果を報告しなければならない。

イ.受任者は、委任事務を処理するに当たって収取した法定果実を委任者に引き渡す義務はない。

ウ.無償の委任契約であっても、受任者は、委任の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって、委任事務を処理しなければならない。

エ.委任者の死亡により委任契約が終了した場合であっても、急迫の事情があるときは、受任者は、委任者の相続人が委任事務を処理することができるに至るまで、必要な処分をしなければならない。

オ.委任者の利益だけでなく、受任者の利益をも目的とする委任契約においては、委任者は、やむを得ない事由がなければ、契約を解除することができない。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ オ
4.ウ エ
5.エ オ

「令和5年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001400111.pdf)をもとに作成

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