集会の自由に関する次のアからウまでの各記述について,bの見解がaの見解の批判となっている場合には1を,そうでない場合には2を選びなさい。
ウ.
a.集会や集団行動については,公共の秩序を維持するため,又は公共の福祉が著しく害されることを防止するために一定の法的規制が必要であるから,集会等の時間,場所,方法を問わず,事前の許可を要すると条例で定めることもやむを得ない。
b.集会や集団行動が他人の権利と衝突することがあるとしても,その衝突の程度は集会等の具体的態様によって大きく異なるから,一律に事前の許可にかからしめることは集会の自由に対する過大な制約である。
「令和3年 短答式試験 憲法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001348311.pdf)をもとに作成