司法試験短答式試験過去問題一問一答

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令和3年 民法

第15問 (配点: 2)


債務不履行による損害賠償に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.債務不履行に関して債権者に過失があった場合には,裁判所は,これを考慮して損害賠償の責任自体を否定することができる。

イ.金銭消費貸借契約による借入金返還債務の不履行に基づく損害賠償について,債務者は,不可抗力を理由として責任を免れることはできない。

ウ.特別の事情によって生じた損害については,当事者がその事情を現に予見していたときに限り,債権者は,その賠償を請求することができる。

エ.債務不履行による損害賠償は,金銭の支払以外の方法によってすることはできない。

オ.債権者が,損害賠償として,その債権の目的である物の価額の全部の支払を受けた場合,債務者は,債権者に対してその物に関する権利を取得する旨の意思表示をしなければ,その物に関する権利を取得することができない。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ オ
4.ウ エ
5.エ オ

「令和3年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001348312.pdf)をもとに作成

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