司法試験短答式試験過去問題一問一答

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令和元年 刑法

第1問 (配点: 2)


不作為犯に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討した場合,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。

ア.不作為犯は,結果発生を防止しなければならない義務が法律上の規定に基づくものでない場合であっても,成立する余地がある。

イ.不作為犯は,死体遺棄罪についても成立する余地がある。

ウ.不真正不作為犯の故意は,結果の発生を意欲していなくても,認められる余地がある。

エ.不作為犯は,作為可能性がない場合であっても,成立する余地がある。

オ.不作為犯の因果関係は,期待された作為に出ていれば結果が発生しなかったことが,合理的な疑いを超える程度に確実であったといえない場合であっても,その可能性さえあれば,認められる余地がある。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ エ
4.ウ オ
5.エ オ

「令和元年 短答式試験 刑法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001293665.pdf)をもとに作成

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