司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成27年 刑法

第1問 (配点: 2)


次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討した場合,正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。

ア.不真正不作為犯の作為義務は,法律上の規定に基づかなければならない。

イ.不真正不作為犯が成立するために,作為可能性を必要としない場合もある。

ウ.不真正不作為犯の因果関係が認められるためには,期待された作為をしていれば結果が発生しなかったことが,合理的な疑いを超える程度に確実であったことが必要である。

エ.不真正不作為犯は,殺人罪や放火罪については成立するが,財産犯については成立しない。

オ.不作為による放火罪が成立するためには,既発の火力を利用する意思は必ずしも必要ではない。

1.ア ウ
2.ア オ
3.イ ウ
4.ウ エ
5.ウ オ

「平成27年 短答式試験 刑法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001144533.pdf)をもとに作成

平成27年 刑法 第1問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
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