処分の取消しの訴えの審理に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.審査請求前置主義が採用されている場合に,審査請求が不適法として却下されたときは,審査請求前置を満たしたことにはならないが,適法な審査請求がされたにもかかわらず,裁決庁が誤って審査請求を却下した場合には,裁決庁は実体審理の機会を与えられていたのであるから,審査請求人は,直ちに処分の取消しの訴えを提起することができる。
「平成25年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000111054.pdf)をもとに作成