司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成25年 公法系科目

第23問 (配点: 2)


行政行為の取消し又は撤回に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものに○,誤っているものに×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。

ア.行政行為が名宛人にとって利益なものであったときには,当該行政行為を行った行政庁自身が後にこれが当初から違法であったと認識したとしても,取消しを認める旨の明文の規定がない限り,職権をもって当該行政行為を取り消すことはできない。

イ.行政庁が適法に行った行政行為をその後の事情の変化に伴い将来に向かって撤回することができるのは,当該行政行為を行う権限のある行政庁に限られるから,たとえ指揮監督権を有する上級行政庁であっても,当該行政行為の撤回をすることはできない。

ウ.行政庁が適法に行った行政行為をその後の事情の変化に伴い将来に向かって撤回することが許されたとしても,撤回に伴う財産的損害の補償が当然に不要となるとは限らない。

1.ア○ イ○ ウ○
2.ア○ イ○ ウ×
3.ア○ イ× ウ○
4.ア○ イ× ウ×
5.ア× イ○ ウ○
6.ア× イ○ ウ×
7.ア× イ× ウ○
8.ア× イ× ウ×

「平成25年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000111054.pdf)をもとに作成

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