債務不履行による損害賠償に関する次の1から4までの各記述のうち,正しいものはどれか。
1.債務不履行による損害賠償は,当事者間で別段の合意がされたかどうかにかかわらず,金銭をもってその額を定める。
2.金銭債務の不履行による損害賠償については,債務者は,その不履行が不可抗力による場合を除き,その責任を免れない。
3.当事者が債務不履行について損害賠償の額を予定した場合には,裁判所は,実際の損害額を考慮してこれを増額することができるのみであり,これを減額することはできない。
4.当事者が債務不履行について損害賠償の額を予定した場合であっても,解除権を行使することは妨げられない。
「平成25年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000111055.pdf)をもとに作成