行政代執行法による代執行に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものに○,誤っているものに×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。
ア.市が所有する土地に権原なく工作物が設置された場合,市長は,当該土地の所有権に基づき代執行により当該工作物を除却することができる。
イ.市が庁舎の一部屋の使用許可を市の職員組合に与えていたが,当該使用許可の期限が経過した後も組合員が立ち退かない場合,同部屋からの組合員の退去について代執行をすることはできない。
ウ.行政罰は,間接的に行政上の義務の履行を確保する機能を果たすことから,行政罰が適用できる場合,代執行以外の手段によってその履行を確保することが困難とはいえないため,代執行をすることはできない。
1.ア○ イ○ ウ○
2.ア○ イ○ ウ×
3.ア○ イ× ウ○
4.ア○ イ× ウ×
5.ア× イ○ ウ×
6.ア× イ× ウ○
7.ア× イ○ ウ○
8.ア× イ× ウ×
「平成24年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098332.pdf)をもとに作成