条例に関する次のアからウまでの各記述について,aの見解からbの見解が導き出せる場合には1を,導き出せない場合には2を選びなさい。
ア.
a.地方公共団体の制定する条例は,憲法が定める「地方自治の本旨」に基づき,憲法により制定する権能を定められた自治立法である。
b.条例により,住民の基本的人権に制限を課すことも可能であるが,憲法第14条に照らし,このような制限が地域による差別を生ずることは憲法上許されない。
「平成23年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073969.pdf)をもとに作成