次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.甲は,自己が居住する建物に付した火災保険の保険金を保険会社からだまし取る目的で同建物に放火したが,保険金を請求するに至らなかった。この場合,甲には詐欺未遂罪は成立しない。
「平成23年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073971.pdf)をもとに作成