司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成23年 民事系科目

第59問 (配点: 2) 備考: 順不同(1問正解で部分点1点)


補助参加に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものを2個選びなさい。

1.被参加人が訴訟外で解除権を行使したとしても,被参加人が訴訟においてその事実を主張しない限り,補助参加人は,その事実を主張することができない。

2.貸主Xの借主Yに対する貸金返還請求訴訟において,Yの連帯保証人ZがYに補助参加した場合,Yが自白をしても,Zは,その自白に係る事実を争うことができる。

3.判例の趣旨によれば,補助参加人がする上告の提起は,被参加人が上告を提起することができる期間内にしなければならない。

4.Xは,その所有する建物をYに賃貸し,Yは,Xの承諾を得てその建物をZに転貸した。その後,Xが,Yの債務不履行を理由にYとの建物賃貸借契約を解除したとして,Zに対し,建物の明渡しを求める訴えを提起した場合,Yは,Zに補助参加することができる。

5.当事者が補助参加について異議を述べた場合,補助参加人は,補助参加を許す旨の裁判が確定するまでの間は,訴訟行為をすることができない。

「平成23年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073970.pdf)をもとに作成

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