普通の方式による遺言に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.公正証書遺言及び秘密証書遺言は,公証人がその作成に関与する。
イ.署名することができない者は,公正証書遺言及び秘密証書遺言により遺言をすることができる。
ウ.公正証書遺言を撤回する遺言は,自筆証書遺言でもすることができる。
エ.秘密証書遺言は,その方式に欠けるところがあっても,自筆証書遺言の方式を具備するときは,自筆証書遺言として効力を有する。
オ.自筆証書遺言をするには,遺言者が証書の全文,日付及び氏名を自書し,押印した上で,証書を封じ,封印しなければならない。
1.ア ウ
2.ア エ
3.イ エ
4.イ オ
5.ウ オ
「平成23年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073970.pdf)をもとに作成