司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成23年 民事系科目

第2問 (配点: 2)


隔地者に対する意思表示に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.意思表示の効力は,相手方に到達した時に生ずるので,隔地者間の契約が成立するのは,承諾の意思表示が相手方に到達した時である。

イ.制限行為能力者の行為を追認するかどうかの催告に対し,法定代理人が定められた期間内に追認拒絶の通知を発し,期間経過後に到達した場合,追認したものとみなされる。

ウ.判例によれば,Aに対する意思表示が記載された書面がAの事務所兼自宅に発送され,その書面が配達された時にAが買物に出掛けていてたまたま不在であっても,Aと同居している内縁の妻が受領した場合,意思表示の効力は生ずる。

エ.契約の申込みに対し承諾の意思表示を発した後,到達前に承諾者が死亡した場合,相手方が承諾者死亡の事実を知っていれば契約は成立しない。

オ.承諾期間の定めのある契約の申込みであっても,申込みの到達前又は到達と同時であれば撤回することができる。

1.ア ウ
2.ア エ
3.イ エ
4.イ オ
5.ウ オ

「平成23年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073970.pdf)をもとに作成

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