司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成21年 公法系科目

第32問 (配点: 3) 備考: 3問正解で部分点2点


行政事件訴訟の判決に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。

イ.最高裁判所の判例によれば,既判力の客観的効果は一般に訴訟物に及ぶと解されており,処分の取消判決がされた場合には,当該処分が違法であることが既判力をもって確定するから,当該処分の違法を理由とする国家賠償請求訴訟において当該処分をしたことに違法がない旨を主張することは,許されないものとされている。

「平成21年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006451.pdf)をもとに作成

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