行政手続法に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
エ.聴聞の主宰者は,不利益処分の原因となる事実に対する当事者等の主張に理由があるかどうかについての意見を記載した報告書を作成し,行政庁に提出するが,処分権限を有するのは行政庁であるから,行政庁は,不利益処分の決定をする際に,当該報告書に記載された主宰者の意見を参酌することを要しない。
「平成21年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006451.pdf)をもとに作成