司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成21年 公法系科目

第8問 (配点: 3) 備考: 2問正解で部分点1点


次のアからウは,表現の自由の価値に関する文章である。aはある見解を要約したものであり,bはそれぞれの見解に対する批判である。bがaに対する批判となり得る場合には1を,批判となり得ない場合には2を選びなさい。

a.表現の自由が有する真理到達機能を重視し,真理の最上のテストは市場の競争において自らを容認させる思想の力であり,その競争で最後に残った意見が真理であるとする見解がある。

b.しかし,この見解は,「思想の自由市場」が必ずしも自由とは言い難い現実からして問題が残る。また,仮に「市場」が完全に機能しているとしても,最後に残った意見が真理であることを立証することは,不可能である。

「平成21年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006451.pdf)をもとに作成

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