信教の自由に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.患者が,輸血を受けることは宗教上の信念に反するとして,輸血を伴う医療行為を拒否するとの明確な意思を有している場合には,その意思決定をする権利は尊重されなければならない。医師としては,手術の際に輸血以外には救命手段がないと判断したときは輸血するとの方針を採っていることを患者に説明し,手術を受けるか否かをその意思決定にゆだねるべきである。
「平成21年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006451.pdf)をもとに作成