捜査に関する次のアからカまでの各記述のうち,裁判官の発する令状を必要とするものは幾つあるか。後記1から7までのうちから選びなさい。
ア.司法警察員が,被疑者を逮捕する場合において必要があるときに,被疑者の知人の住居に入り被疑者の捜索をするとき。
イ.司法警察員が,逮捕された被疑者の指紋を採取するとき。
ウ.司法警察員が,私文書偽造被疑事件につき,偽造文書に記載された文字の筆跡と被疑者の筆跡の同一性を確認するため,科学捜査研究所に筆跡の鑑定を嘱託するとき。
エ.検察官が,公道上で発見された変死の疑いのある死体を検視するとき。
オ.司法警察員が,覚せい剤を注射して使用した被疑者により公道上に投棄された注射器を領置するとき。
カ.司法警察員が,身の代金目的で誘拐された被害者の親の同意を得て,その親と被疑者との間の電話による通話内容を録音するとき。
1.0個
2.1個
3.2個
4.3個
5.4個
6.5個
7.6個
「平成21年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006453.pdf)をもとに作成