平成21年 民事系科目
第34問 (配点: 2)
民法上の後見に関する次の１から５までの各記述のうち，正しいものはどれか。
１．成年後見人になる者は必ず家庭裁判所の選任によるが，未成年後見人になる者は必ずしも家庭裁判所が選任するとは限らない。
２．成年後見人は，正当な事由があるときは，家庭裁判所の許可を得てその任務を辞することができるが，未成年後見人は，正当な事由があっても，家庭裁判所の許可を得てその任務を辞することはできない。
３．家庭裁判所は，成年後見人を解任することができるが，未成年後見人を解任することはできない。
４．家庭裁判所は，成年後見人には被後見人の財産から相当な報酬を与えることができるが，未成年後見人には報酬を与えることはできない。
５．成年後見人の配偶者は後見監督人になることができるが，未成年後見人の配偶者は後見監督人になることはできない。
「平成21年 短答式試験 民事系科目」（法務省）（https://www.moj.go.jp/content/000006452.pdf）をもとに作成
